はむ吉(のんびり)の練習ノート

プログラミングとことばに関する話題を中心に,思いついたこと,試してみたこと,学んだことを,覚え書きを兼ねてまとめます.その際に役立った,技術書,参考書,辞書,機器などの紹介も行います.

2022 年を振り返っての雑感:近況報告を兼ねて

2022 年も,残すところあと数日となりました.久々に,何かブログに記事を書こうと思いましたが,考えがうまくまとまりません.そこで,誰にあてているのかよくわかりませんが,とりあえず近況報告を兼ねて,雑感でも述べることにします.


いつもながら,時が経つのは早いものです.今年一年は,私にとっていろいろな動きがあった年でした.幸いにも,当面の居場所が決まり,へっぽこな私でも,周りの支えがあって,何とかこなせている(と思い込んでいる)ところです.並々ならぬ力添えに感謝する一方で,それにもかかわらずいっこうに成長しない自分自身にいらだちや情けなさをつのらせる日々です.一見へりくだっているようで,どこか傲慢さが見え隠れするのも,改善せねばならないところです.いつか愛想をつかされないうちに,何とかしたいものですが,三つ子の魂百までというから,なかなか難しいのかもしれません.とりあえず,ぼちぼち直していきたいところです.そんなのんきなことを言っているから,いっこうに直らないのでしょうが.

そして,年を重ねていく自分や周りに,焦りを感じつつも,ただ閉塞感にさいなまれ動きがとりづらいところです.いつまでたっても地に足がついておらず,むしろよけいに夢見がちになったような気がします.昔は,仮想世界に関する,「○○は俺の△△」などといった表明や,「□□に乗った◇◇様」のような絵空事を,表立って非難しないながらも,冷たいまなざしを向けていたにもかかわらず,もはやひとのことは言えない状況に陥ってしまいました.それが,刹那的な気持ちから,少しでも自らの心を引き戻し,生きる助けになるのなら,よしとすることにしました.よほどのことがない限り,他人に迷惑はかけないでしょう.きっと,彼らの中にも,そういう思いで,すがっていた人々が含まれたことでしょう.ただ,現実問題として,自分がもう少し主体的に動かないと,どうにもなりません.幻影が世話をしてくれないことなど,わかりきっています*1.どうにかしなければならないと,心の中では唱えていて,直近の問題に対応する本を買うなどしましたが,結局のところ,あまり具体的な動きはできていません.それでも,時間は過ぎていくものです.

ただ,いつもそのような暗雲が垂れ込めていたわけではありません.旅先で,怒涛の日々を終え,ふと街中の書店を訪れて,辞書を中心に,目当ての本をいくつか買い求めたときとか,ふと思い立ち,スニペットを引っ張り出してきて,久々にオンラインのプログラミングコンテストに参加したときとか,本業に関する本の倍ほど書棚にある辞書を頼りに,ことばの海をしばし漂ったときとか,かりそめの間でも,無我夢中になれたときは,確かにありました.なかなか,そういうことをする気力すらない日もありますが,そういうふうに心を躍らせる瞬間があることは,尊いことでしょう.

ともかくは,いろいろな課題は山積するも,まずは,自らや周囲の心身を健やかに保つことです.おしまいにするのは,すべてが本当におしまいになってからでも遅くありません.先延ばしや怠惰は美徳です.2023 年も,よろしくお願いいたします。

*1:ピュグマリオンでもあるまいし.